独り死にゆくという事


独り死にゆくという事
この単語が頭の中を駆け巡り始めて二週間程になります

病院の先生には私は既に余生にある身だと思っていると話したら笑われましたが
私は真実そう思って過しています

私は何も持たざる者です
それは私が何もせずに生きてきた結果であります

しいて責任を感じる部分などはねね子の命位のものです
それとて長いものではありません
私が今まで怠慢を過してきたように、コレまた過ぎていく時間でしかないのです

独り生きる事は叶わない私でありましたが
せめて死ぬ時位は一人前に独りで死にゆきたいものだと祈る毎日です

という毎日の中で映画「パレード」を観てまいりました

摩訶不思議な日常
非日常的な退屈
言葉にしない約束
語れば語るほどに虚しくなる毒

正直あまり期待をせずに観に行ったのですが
久しぶりにドキリとさせられました
風変わりな日常を眺めているツモリが、誰にも言えない何かを覗き見してしまったような
そんな気持ちにさせられる不思議な作品でした

映画館で観るのも良いと思いますが
気の置けない人とコッソリオウチで見るのもお勧めです
私何度映画館で「えええええ」とのけぞりそうになったかわかりません

私もお守りみたいな毒が欲しいものです

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【2010/04/02 22:14】 | 駄日記 | page top↑
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