読書感想文


とうに読み終えていたのですが
いつまでも心の中でシラノの事を考えていました

今でも彼の事を考えると胸が締め付けられるような感覚が生まれます
シラノは良い男です
そして頑固者です
激しいコンプレックスに負けまいと沢山の才能を磨きます
けれど負ける優しさは許しません

誰かと生きていける資格ってヤツは
もしかしたら沢山の物と一人では戦えないと宣言する気持ちの中にあるのかとも考えました

私も彼と同じように強いコンプレックスを持っています
けれど彼のような才能も頑強な精神も持っていません
真似ようにも真似られぬ強さです

けれどもこの本を読み終えた私の中には
シラノへの憧れと
人を愛する気持ちをわざわざ殺さずにいてもいいのではないか、という気持ちが生まれました

無い亡骸の為の墓は掘らずにいよう
焦らずとも私が愛の棺になる日は必ず訪れるのだから

素晴らしい作品でした、この本に巡り会えた事に感謝します
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【2009/06/07 14:41】 | 未分類 | page top↑
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