キャラメルキャメル
キャラメルキャメルで白々とした満月の夜を行く

サバナで手に入れた犀を象ったサブレは
とうにポケットの中で粉々に砕けてしまっていた

キャラメル色のキャメルの背中で揺られながらサバナサブレを砂漠に還した

「お月様に質問します、私はどこで間違えてしまったのですか?」
『結果が失敗ならば、始めから間違えていたのさ』
「お月様教えてください。それならば成功とはなんなのですか?」
『ワタシのこの姿のように満ちる事さ、真昼の太陽を零さず映す事さ』
「お月様・・・。私はアナタのように満ちる事も出来ずに間違ったままでいる・・・」
項垂れる私にお月様は長い影を与えながら溜息のように、呆れるように言った
『後悔も懺悔さえも無意味であるのに・・・
  お前はワタシのように満ちる事も叶わない、故に欠ける事も不自由
  瞬きの中で生まれ直すことの出来ないイキモノ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

キャラメルキャメルの足元で、サバナのサブレがサクサクと更に砕けてサラサラと
『明日には燦々と降り注ぐ太陽のオーブンで再び焼かれバターを焦がしてサバナに帰ろうか』

月夜の夜にこうこうと、月夜の夜にヒソヒソと、月夜の夜にサラサラと・・・。





かれこれそろそろミツキばかりお月様からお手紙を頂いていないなぁ・・・
コウノトリさんが来ていて下さっているなら、どんなに嬉しいことだろう

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【2008/09/04 22:04】 | 駄日記 | page top↑
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