ずるずるとした・・・
灰色の寝間着のようなだらしないドレス
裾をずるずると引きずりながら歩く姿はまるでカーテンのお化け
それでも時々間違えたかのように髪に薔薇色の髪飾りなど飾ってしまう

ひたひたと長い廊下を歩いて石の様に冷たくなった足、凍りそうな指
美しさのカケラも感じさせない体が闇を抱きとめるようにのっそりと己の両肩を抱いた

ああ夢を見ないで 夢を見ないで
叶わない夢を見ないで
叶えない夢を抱かないで

これ以上過去に哀願させないで

希望は過去から今を通り抜け未来へ放たれる矢のようでなければいけない
いつまでもいつまでも過去に奇跡を切望してはいけないんだ
望みから時間軸を奪ってしまったら、それは妄想狂気の類なのだ

わかってる

だからだから
叶わない夢を見ないで、脳裏に描かないで
叶えない夢を抱かないで
愛しさと悔しさと切なさで朽ちるコトなどできないのだから

ああだけど・・・愛したら望まずにおれるのでしょうか
その人の幸いと己の幸いが折り重なり繋がれていく瞬きを
望まずに愛せるのでしょうか

叶わない夢を抱く両手はもうズタボロなのですよ

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【2008/02/12 21:56】 | 夢日記 | page top↑
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