秋から冬へ贈られる物
砂は一粒でも完成されていて
数を増して盛れば砂山に
更に群れ成せば、丘にも地にもなれる
時には流れる水の軌道を記憶することまで出来る

パズルの1ピースは1ピースでしかなくて
1ピースの外を幾らでも想像して構わない代わりに
完成された本来の姿を1ピースから見る事は出来ない



残酷な気持ちに支配された日は
こんな風に考える事が多い
だから何だというような言葉が私を冷やしてくれるから




雨の絵筆



朝日から夕焼けそして赤々と燃える暖炉のような赤
どれも暖かい色合い
絶妙の配色とグラデーションをもった赤い紅い木の葉が
秋の終わりの雨に散らされる
積み上げてその中に飛び込んだら暖かな眠りが訪れそうな色の群れ
冬が訪れて気持ちまで悴みそうな私の頼りない足元に
秋から冬へ贈られた色が敷き詰められる
優しいリレー



大事な物を傷つけられた日はこんなふうに足元を見る
悔しさや悲しさで息が詰まりそうな私の目にも
風が枯葉を運ぶ姿がうつる
この風でしか運べない枯葉
私の情けなさもいつか風に飛ばされる日もあるだろう




3度目のお米景色


今月の初めに私の君を迎えにお煎餅の聖地に再びお邪魔致しました
私は始めてのこの土地で
緑に揺れるお米が黄金色に色づいて
そして刈り入れられた後の合計三度同じ風景を
違う環境で見せて貰えました
悲嘆と絶望と安堵と期待、全てをない交ぜにして
景色の清々しさに勇気を貰い
季節が移ろう事を強く感じる事で随分助けて貰えました

お米の聖地は素晴らしい所です
高く高く青い青い空 美しい暑さに凛とした秋風
あんなに高い空にもっちりとした雲が浮かぶ不思議…
私が住んでいる場所とは高い山で分けられているんだなぁと
しみじみと感じました

本当に縁も縁もなかった土地でしたが
この土地だから私の君も命があったのだろうと感謝してます
来年には楽しい思い出を描きにまたお邪魔したいです
約束です
スポンサーサイト
【2007/11/19 22:28】 | 駄日記 | page top↑
| ホーム |